楽天ペイ(オンライン決済)とは?ECサイト向けに仕組みやメリット・デメリット、導入方法をわかりやすく解説
公開日:2026年03月03日
更新日:2026年03月03日

ECサイトの決済手段として「楽天ペイ(オンライン決済)」を検討しているものの、「どのような仕組みなのか」「自社のECサイトに向いているのか」とお悩みの事業者様も多いのではないでしょうか。
楽天ペイは、楽天グループが提供する決済サービスで、楽天IDを利用したスムーズな決済が可能です。ECサイトでは、購入手続の簡略化や楽天ポイントを活用した施策により、顧客の利便性向上やカゴ落ち対策が期待できます。
本記事では、楽天ペイ(オンライン決済)の基本的な仕組みから、ECサイトに導入するメリット・デメリット、各種手数料、導入方法までを、事業者様目線でわかりやすく解説します。
-
[目次]
- 楽天ペイとは何か|事業者・消費者が利用する決済サービス
- 楽天ペイで利用できる4つの決済方法
クレジットカード決済
楽天キャッシュ(チャージ払い)
楽天銀行口座払い
楽天ポイント払い - 楽天ペイが利用される主なシーン
実店舗での利用
ECサイトでの利用 - ECサイトが楽天ペイ(オンライン決済)を導入するメリット
事業者側のメリット
消費者側のメリット - 楽天ペイ(オンライン決済)の導入前に事業者が知っておきたいデメリット・注意点
入金手数料が発生するケースがある
単体導入には向かないケースがある - 楽天ペイ(オンライン決済)の導入にかかる費用の目安
初期費用・月額利用料
決済手数料
入金手数料 - 楽天ペイ(オンライン決済)を導入する方法
直接申し込む
決済代行会社を利用する - 楽天ペイの導入はSP.LINKSにご相談ください
- まとめ
楽天ペイで利用できる4つの決済方法
楽天ペイで利用できる主な決済方法は、以下の4種類です(※1)。
- クレジットカード決済
- 楽天キャッシュ(チャージ払い)
- 楽天銀行口座払い
- 楽天ポイント払い
ECサイトや実店舗でどのような支払方法が選ばれるのかを把握することで、導入後の利用イメージを掴みやすくなります。それぞれについて、詳しくチェックしていきましょう。
※1:2026年1月時点
楽天ペイが利用される主なシーン
消費者がどのような場面で楽天ペイを利用するかを把握することは、導入を検討する事業者にとって重要な判断材料となります。ここでは、楽天ペイの主な利用シーンを紹介します。
実店舗での利用
楽天ペイに加盟している実店舗では、キャッシュレス決済手段の一つとして利用されています。楽天IDを保有していればスマートフォンで決済を完結できるため、現金やクレジットカードを取り出す必要がありません。
楽天ペイを実店舗で利用する際の主な支払方法は、以下の3種類です(※2)。
ECサイトでの利用
楽天ペイは、ECサイトでのオンライン決済にも使用されています。消費者は自身の楽天IDとパスワードを入力することで決済を完了できるため、クレジットカード情報等を都度入力する必要がありません。
また、楽天カードや楽天ポイント、楽天キャッシュで支払った場合、購入金額に応じたポイントを獲得したり、保有ポイントを支払に充てたりすることが可能です。さらに、楽天IDに登録された個人情報を活用できるため、配送先住所等の入力の手間も軽減され、購入手続をスムーズに進められます。
ECサイトが楽天ペイ(オンライン決済)を導入するメリット
ここからは、楽天ペイ(オンライン決済)の導入によるメリットを、事業者側と消費者側の両方の視点から整理します。
事業者側のメリット
楽天ペイ(オンライン決済)の導入は、集客力の向上や運営面の改善につながり、EC事業者にとって高い導入効果が期待できます。特に、楽天グループの強固な会員基盤や決済の利便性を活かせる点が特徴です。
購入手続の簡略化によるカゴ落ちを防げる
楽天ペイ(オンライン決済)を導入すれば、ユーザーは楽天IDに登録済みの情報を利用して決済が可能です。購入のたびに個人情報やクレジットカード情報を入力する必要がないため(※4)、離脱(カゴ落ち)の抑制につながります。
楽天IDとパスワードのみでスムーズに購入できる仕組みは、成約率の向上を考えるうえで重要なポイントの一つです。
※4:ECサイトにより、個人情報の入力が必要な場合もございます。
楽天グループのマーケティング支援サービスを活用できる
楽天ペイ(オンライン決済)を導入すれば、楽天ポイントを活用したキャンペーンや割引クーポンの発行、会員向けの情報配信等、楽天グループの会員基盤とポイントを活かした多様なマーケティング支援サービスを利用できます。
また、サイト上に保有ポイント数を表示できる「ポイントパーツ」を設置すれば、ユーザーの購買意欲の刺激も可能です。こうした仕組みを活用することで、楽天ペイ(オンライン決済)を単なる決済手段にとどめず、売上向上につながる施策として活用しやすくなります。
消費者側のメリット
楽天ペイ(オンライン決済)は、消費者にとってもポイントの使いやすさや決済の手軽さ、セキュリティ面での安心感といった点で利用しやすい決済サービスです。これら消費者にとっての利便性は、事業者側の購買促進や離脱防止にもつながるでしょう。
楽天ポイントが貯まりやすく増えやすい
楽天ペイ(オンライン決済)を利用すると、支払金額に応じて楽天ポイントが付与されます。還元率が高くなるキャンペーンの開催期間は、ポイント付与を重視したい楽天会員にとって、利用するきっかけになりやすい要素です。
楽天ポイントを貯められる・使えることは、自社のECサイトが選ばれる理由の一つとなるでしょう。
決済時にクレジットカード情報の入力の手間を省ける
消費者は、楽天IDにクレジットカード情報を登録しておけば、楽天ペイ(オンライン決済)を利用する際にカード情報を毎回入力する必要はありません。楽天IDとパスワードを使って決済を完結できるため、購入手続をスムーズに終えられます。
ECサイト運営において、入力の手間を省けることは、消費者の利便性を高めるだけでなく、離脱を抑え成約率を高める点でも重要なポイントといえます。
セキュリティ面での安心感がある
楽天ペイでは、不正利用を防ぐための認証や本人確認の仕組みが用意されています(※6)。具体的には、次のような内容です。
- 電話番号認証…指定の電話番号へ発信することで、本人であることを確認する
- 端末認証…支払時にパスコードや指紋認証、顔認証を行うことで、本人であることを確認する
- 本人認証…カードスキャン認証や本人認証サービス(3Dセキュア)により、不正利用を防ぐ
- 利用内容確認…支払後の通知メールにより、利用内容を確認する
万が一、不正利用が発生した場合に備えての補償制度も用意されています。さらに、楽天グループでは警視庁とも連携し、サイバー犯罪対策の強化にも取り組んでいます。
セキュリティ面の信頼性が高いことは、初めて利用するユーザーにとっても、安心して使いやすい要素といえるでしょう。
楽天ペイ(オンライン決済)の導入前に事業者が知っておきたいデメリット・注意点
楽天ペイ(オンライン決済)は多くのメリットがある一方で、導入前に確認しておきたい注意点もあります。ここでは、EC事業者が事前に把握しておくべきポイントを解説します。
単体導入には向かないケースがある
キャッシュレス決済の普及により、消費者が利用する決済手段は多様化しています。楽天ペイ(オンライン決済)のみを導入した場合、顧客が希望する決済方法に対応できず、購入につながらないケースも考えられます。
そのため、楽天ペイを単体で導入するよりも、他の主要な決済手段とあわせて導入する方が現実的です。複数の決済方法に対応しておくことで、顧客の支払ニーズに幅広く応えやすくなるでしょう。
楽天ペイ(オンライン決済)の導入にかかる費用の目安
楽天ペイ(オンライン決済)の導入にあたっては、初期費用・決済手数料・入金手数料といった費用が発生します。ただし、導入方法や振込先の選び方によって、コストを抑えた運用も可能です。
ここでは、楽天ペイを運営する楽天ペイメント株式会社と直接契約(直接申込)して導入した場合の費用目安を解説します。
決済代行会社を経由して導入する場合の詳細は各社に確認するようにしてください。
決済手数料
楽天ペイ(オンライン決済)の決済手数料は、取り扱う商品のジャンルによって異なります。2026年1月時点では、食品や衣料品等の一般的な商品は4.0%、動画配信や音楽配信等のデジタルコンテンツは8.0%〜が設定されています(※7)。
また、受注・確定・取消処理に対して、データ処理手数料が発生する場合がある点にも注意が必要です。契約内容や利用するプランによっては、これらの手数料が無料となるケースもあります。
なお、実店舗での決済手数料は、契約プランや決済手段によって2.00%〜3.24%です(※8)。2024年12月以降、中小事業者向けに料率を引き下げた新プランも提供されています。
楽天ペイ(オンライン決済)を導入する方法
楽天ペイ(オンライン決済)を導入する方法は、大きく分けて2つあります。自社の運用体制や導入目的に応じて、適した方法を選ぶことが大切です。
決済代行会社を利用する

楽天ペイ(オンライン決済)の導入には、決済代行サービスを利用する方法もあります。サービスを活用すれば、楽天ペイをはじめ、PayPayやメルペイ等の複数のオンラインID決済サービスや他決済手段(クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済等)をまとめて導入できる点がメリットです。
各決済機関の決済システム連携を1本化で、運用の手間も大きく軽減できます。複数の決済方法の導入を検討している場合や、オンライン決済のシステム設定・運用をシンプルにしたい事業者に向いている方法といえるでしょう。
楽天ペイの導入はSP.LINKSにご相談ください
「SP.LINKS」は、決済代行サービスのパイオニアとして、サービス開始以来30年にわたり知見と信頼を積み重ねてきた決済代行会社です。
店舗規模を問わず、小さなお店から大規模なECサイトまで幅広く対応しています。また、豊富な知見を活かし、複数の決済手段(クレジットカード決済、QRコード決済、電子マネー決済、オンラインID決済、キャリア決済、コンビニ決済・口座振替等)を総合的にサポートする体制が整っており、多様化する消費者ニーズにも柔軟に対応できることが魅力です。
さらに、セキュリティ面も万全で、クレジットカード情報保護の国際的なセキュリティ基準である「PCI DSS」に準拠するとともに、JIS Q 27001(ISO/IEC27001)の認証基準に基づき、全社・全業務についてISMS適合性評価制度の認証を取得。また、プライバシーマークの取得によって個人情報保護体制も整備されており、安心して決済を任せられる環境が整っています。
まとめ
楽天ペイは、1億人以上の強固な会員基盤を持つ楽天グループの決済サービスです。導入により、ECサイトの課題であるカゴ落ちの防止や、楽天ポイントを軸とした集客・販促効果が期待できます。初期費用や月額固定費を抑えて導入できる点も魅力といえます。
楽天ペイの導入をご検討中の事業者様は、ぜひSP.LINKSへご相談ください。楽天ペイをはじめとする各種オンラインID決済・QRコード決済はもちろん、幅広い決済手段の中から、事業内容や運用体制に合わせた最適な決済環境をご提案します。





